湯たんぽの日々
私は冷え性である。冷え性といっても、お腹の冷え、背中の冷えなど、人によって冷える部位が違うらしい。私の場合は手足の冷える末端冷え性。典型的な冷え性と言っていいだろう。子供の頃からずっと続いているので、毎年様々な冷え対策をとってきた。電気毛布から始まり、温まる靴下、布団乾燥機で布団の中を温めておくなどといった方法まで。その中で、長年使用しているものが湯たんぽである。
現在使用しているのはブリキ製の湯たんぽ。何年も使うものだからと、そこそこの値段のものをネットで購入。今冬で3年目の使用となった。素材によっては、時間がたつとお湯の温度が下がってしまうものもあるなか、この湯たんぽは朝まで十分な温度を保つことが出来る。足さえ温まればよい自分にとっては優れものだ。…金属製ゆえ、お湯を入れたばかりの時は持つ手に注意しなければならないが。

一口に湯たんぽといっても、素材や大きさでだいぶ値段の幅があるようだ。少し調べてみた。昔からあるブリキやステンレスの金属製。保温性が高く、外側が熱くなりにくい陶器製。リーズナブルで軽く扱いやすいプラスチック製。柔らかくて体にフィットするゴム製のものもある。また、お湯を使わずに電子レンジで温めたり、充電式の湯たんぽも。湯たんぽカバーも種類が豊富で、可愛い猫のカバーに目が留まる。知らないうちに進化して選択の幅が広がっていた。それぞれに長所があり、どれが良いかなんで一概には言えない。
調べていると色々と目移りしてしまいそうだが、個人的には保温性と耐久性を重視かな~と考えているので、やはり金属製の湯たんぽが好き。保温性は抜群、ダイレクトに熱が伝わるのでお湯を入れれば即温まる。もはや冬の必需品、風物詩のようになっている。現在使用しているもので満足はしているが、次に購入するときは、錆びにくくて見た目もきれいなステンレス製を使ってみたいと思っている。一番高価な部類だけどね。